
社労士への手続きの依頼にかかる費用はどのぐらい?正しく把握しよう
社会保険労務士への依頼費用について
顧問契約に関する費用
社会保険労務士に依頼をする際には顧問契約を結ぶことが一般的です。
顧問契約の報酬は当然、社会保険労務士によって大きく変わってきますが、通常発生する社会保険に関する手続き費用を含めて従業員数人までであれば月額1万円〜3万円程度が相場になるのではないかと思います。
また、従業員の人数や、給与計算を依頼するかどうかによって大きく金額が変わってきてしまいます。例えば30人規模で給与計算を依頼するような場合には6万円〜10万円程度が相場になるのではないでしょうか。
会社の業態や入退社の多さによっても大きく変わってきますので一概には言えない部分も多いのですが、ご参考にしてください。
助成金に関する費用
次に助成金の給付に関する依頼する費用についてです。
社会保険労務士は、キャリアアップ助成金や雇用調整助成金などをはじめとした助成金の申請を事業主に代わって申請をすることができます。
社会保険労務士は助成金を成功報酬で請負うことが多く、助成が降りたタイミングで助成額の10%〜20%程度が一般的でしょうか。
顧問料が少し高めの水準であったり着手金が必要な場合には、成功報酬が少し引き下げられる場合もあります。
手続きに関する費用
最初に顧問料の費用について記載をしましたが、一人法人などの場合は継続的に業務の依頼はなかなか発生しないと思います。そのような場合にも、顧問契約を行う必要はあるのでしょうか。
結論から言うと、スポットで手続きを請け負うような社会保険労務士も少しづつ増えており、顧問契約なしで手続きの依頼はしやすくなっています。
手続きによって価格は大きく変わってきますが社会保険の新規適用など事業所の手続きだと2万円〜3万円。従業員に関する手続きだと5千円〜1万円ぐらいが相場になると思います。
手続きに関する社会保険労務士の本音
社会保険労務士は、スポットの手続き依頼を歓迎するとは限りません。
手続きを行うためには、それなりに会社の理解や申請のための書類のやりとりが必要になってしまうため、1回5000円の手続きだと正直割に合わないと言うのが本音です。
とはいえ、良い仕事をすればまたリピートをしてくれ、事業の規模の拡大のタイミングで顧問としての依頼を受けてくれるだろうと言うことを期待して、スポットでの手続き依頼を受けるケースが多いのではないでしょうか。
最後に
もしもお手続きに不安がある場合は、ぜひお問合せください。
迅速にお手続きを進めさせていただきます。